小松原励 行政書士事務所 Komatsubara Rei Legal Affairs Office 〒 210-0808
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交通事故における対処法について

2008.6.25



1 はじめに
 思わぬところで交通事故に遭遇してしまった場合、身体的にも精神的にも大きなダメージを受けてしまわれることでしょう。日々の仕事や友人との約束、あるいは日常生活のサイクルにも急激に影響を与えてしまうため、今後どのようにしていったらよいか戸惑ってしまいます。しかしながら、事故後によるさまざまな手続きにもいち早く準備・対処していかなければならず、気持ちが焦りがちになってしまうことも多いでしょう。

2 事故当時の様子を忘れないようにする
 事故に遭遇してからは一時期にさまざまな事項に対処しなければならない一方で、つい事故当時の様子については時間の経過とともに忘れてしまいがちになってしまいます。しかし、相手方と交渉をする際には、まずは事故当時の様子をはっきりさせておく必要がありますので、忘れてしまわないうちに記録を残しておきましょう。

チェック項目                               
□ 事故の日時・天候
□ 発生場所 住所
  (○○交差点付近または、○○バス停前など具体的に)
□ 発生時間
□ 発生当時の概要

3 相手方を把握する
 こちら側の主張をきちんと伝えていくために、相手方の情報や担当者を正確に把握することが大切です。そして、交渉が成立した後、約束した内容をきちんと守ってもらうためにも大切です。

 チェック項目                               
□ 相手方の名称・氏名および住所
□ 相手方の連絡先
□ 運転者の氏名および住所
□ 運転者の連絡先
□ 事故を起こした車のナンバー
□ 相手方が会社の場合、担当部署および担当者名
□ 相手方の損保会社利用の有無
□ (損保会社利用の場合)損保会社名・連絡先・担当者名

4 ご自分の被害状況について
 事故発生後にかかった被害については、@人的被害A物的被害B精神的被害Cその他、の4点にわけて整理してみましょう。また、治療・回復における見込み等については、医師等により診断してもらうことが大切です。

チェック項目                               
□ 身体的ダメージにかかった入院費・治療費・医薬品代(領収書)
□ 所持品や衣服の破損・毀損(修理見積額)
□ 精神的苦痛に対する慰謝料
□ 治療回復のため、会社を休まざるを得なかった休業補償
   (労災等により勤務先では補填されなかった場合)
□ 今後の治療回復の見込み
   (医師による診断結果、全治○ヶ月と診断、など)
□ 後遺症の有無

5 事故当事者としての姿勢
 事故発生当時から円満な解決に至るまでは、なるべく早期に解決したい、と願いたいものですが、互いの意見や主張をよく理解しあって、納得のいく形で和解・合意するために、まずは互いの主張をはっきりと提示することが必要です。

チェック項目                               
□ 相手方の姿勢
   争う / 和解したい / 相手の主張を認める
□ こちら側の姿勢
   争う / 和解したい / 相手の主張を認める

((ポイント))
※ 話し合いにより、加害者側と和解できそうな場合には、あまり感情的にならず、いち早く日常生活に復帰することを主眼におくように努力してみましょう。
※ 交渉が成立したら、金銭の支払義務や履行の確保をするために、公正証書にて合意書を作成するとよいでしょう。
※ 交渉がうまくまとまらずに訴訟となる場合には、早めに弁護士へ相談するとよいでしょう。